くらし情報『鉄道トリビア (136) いまだけ電車が右側通行の区間がある』

2012年2月4日 08:45

鉄道トリビア (136) いまだけ電車が右側通行の区間がある

そこで右ききの人は馬車の右側に座るようになった。

このように御者たちが荷馬車の右側に座った場合、左側通行にすれば、すれ違う時に対向車との間隔がわかりやすい。

したがって道路の左側通行の習慣ができた。

これが道路交通のルールとなり、鉄道にも流用されたようだ。

一方、同じ馬車文化を持つフランスの道路は右側通行だ。

フランスにならってアメリカも右側通行である。

これには「フランス革命説」や「ナポレオンの行進説」などがあり、なかなか奥深い。

ただし、フランスの鉄道は左側通行になっている。


鉄道の発祥がイギリスであり、その技術が普及したためだといわれている。

フランス同様、道路は右側通行でも、鉄道は左側通行という国も意外と多いらしい。

路面電車は道路に合わせて右側通行、高速鉄道は左側通行という国もある。

しかしアメリカの鉄道は右側通行だ。

道路もクルマも右側通行にしたほうが合理的、ということか。

鉄道の進行方向もさまざまなパターンがあり、お国ごとの事情があるようだ。

京急電鉄の右側通行は期間限定で、立体交差工事が行われる時期のみ見られる。

しかし、日頃から右側通行を採用している鉄道路線もある。

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