20代後半男性サラリーマンが聞く、「『ETF』って投資対象としてどうなのよ?」
が出てきました。
といっても、株や投資信託はなんとなく分かるのですが、「ETF」にはなじみがありません。
一体どういうものなのでしょうか?私はETFをよく「ハイブリッド・カー」に例えることがあります。
ご存知の通り、ハイブリッド・カーは、ガソリンエンジンとモーターで動くんですけれども、ガソリンエンジンを株式、モーターを投資信託だとすれば、株式と投資信託の双方の特徴をあわせ持っているのが、ETFだと言うことができます。
ETFは、株式のように取引所で売買できますが、その中身は投資信託だからです。
――なるほど。
ETFは、株と投資信託の両方の特徴があるんですね。
その他にも特徴はあるのでしょうか?ETFというのは、基本的にはインデックスファンドなんですね。
連動対象先のインデックスに連動するようにつくられた商品なんです。
例えば、日経225銘柄の平均値であったり、東証一部の全銘柄の時価を加重平均した指数であるTOPIXなど、指数の動きと同じような動きをするのです。
ETFは指数構成と同じような株券を、指数と同じような比率でファンドの中に持っているので、指数と同じような動きをするのです。皆が見ている指数に連動する商品になっているので、分かりやすいのが特徴です。