20代後半男性サラリーマンが聞く、「『ETF』って投資対象としてどうなのよ?」
ところで、私のようなサラリーマンが投資を始めようとした場合、まず日本株が頭に浮かぶと思うんですが、日本株に比べた場合の、ETFの魅力ってあるんでしょうか?株式と同じような手続きで、いろんな投資ができることが挙げられます。
例えば東証にはETFが107銘柄上場されていますが、「J-REIT」「外国株」「外国債券」「コモディティ」など、特に個人にとって簡単に投資ができなかったような商品にも、投資ができるようになっています。
――株式とは違う多くの商品に、ETFだと投資できるわけですね。
いくらぐらいから投資できるのですか?安いものだと数千円から、だいたい1万円ぐらいから買えるものが多いです。
実際に買う場合は、時間を分散して買ってみるのもいいかもしれません。
100万円あるとすれば、まず10万円ぐらい買って、1カ月後にまた10万円分買って、といった具合でしょうか。
買うときは分散して買っても、売るときは1回にまとめて、と思っている方もいるかもしれませんが、売る時も時期をずらすことができますので、分散効果が得られます。
――なるほど。
今までの説明ですと、ETFはいい事ずくめのような感じがするのですが、ずばりどういう人に向いている投資商品ですか?例えば投資信託のアクティブ運用型の商品でしたら、運用者の技術に任せるという部分がかなりありますが、ETFは指数に連動するものなので、投資家自らの、投資をするかどうかという判断が大きな比重を占めます。