20代後半男性サラリーマンが聞く、「『ETF』って投資対象としてどうなのよ?」
例えば市場が荒れて売却しにいくという場合には、売りたい時に売れるというチャンスが多いので、機動的であるといえます。
ETFですと、ある朝売りたいと思えば、すぐ売りにいけるのですが、投資信託を解約して換金する場合は、その日1日終わったところでないと、基準価額が決まりません。
さらに投資対象先が海外だと、値段が決まるのが次の日の夜になるといったことがあります。
そういう意味で、ETFは機動的な売買ができる商品なのです。
――短期的な取引で機動性が発揮できるわけですね。
一方、投資信託は長期保有に向いているというイメージがあるのですが、ETFも長期的な保有に向いているのですか?はい。
なぜかというと、先ほど申し上げたように手数料が安いので、長期に保有するのに向いているのです。
長期にも短期にも、あまねく対応ができる商品です。
――なんだか、ETFのことが少しずつ分かってきました。
ではETFを購入するには、どのようにすればいいのでしょうか?証券会社で、株式の総合取引口座を開設するだけで購入できます。中には、ETF専用の取引口座を開設できる証券会社もあります。
――株式の取引口座を開設するだけでいいんですね。