くらし情報『20代後半男性サラリーマンが聞く、「『ETF』って投資対象としてどうなのよ?」』

20代後半男性サラリーマンが聞く、「『ETF』って投資対象としてどうなのよ?」

自分の資産が増える時は、市場の価格が上がる時です。
余計なもので飾り立てていないシンプルな商品なのです。
――なるほど。
値動きが分かりやすくなっているんですね。
分かりやすいということは、手数料が安いということでもあるのです。
投資信託の場合、投資家が保有している間、信託報酬という費用がかかります。
そのうちわけは、(1)受託銀行の手数料、(2)運用会社の手数料、(3)販売会社の手数料、なのですが、このうち(3)の「販売会社の手数料」がETFではかかりません。
(1)と(2)の合計が(3)と同じぐらいの場合が多いので、(3)がないということは、ETFの場合、普通の投資信託の信託報酬の2分の1ぐらいで費用が抑えられるということなのです。

また、指数に連動するためファンドマネージャーの手をわずらわせることも少ないので、(2)の「運用会社の手数料」も安くなります。
分かりやすいことに加え、信託報酬が安いというのも、投資家にとってうれしい部分ですね。
――費用が安くてすむというのは、私のような世代の者にとっても、大変魅力的です。
そのほかのETFのメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?短期の取引にも、長期の取引にも使える点です。

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