2012年3月10日 07:45
東日本大震災から1年 - 身のまわりの放射線量はどうなっている? (1) エステー新製品とシンチレーション式線量計を比較
ランダムに空間を飛び交っている放射線の計測は、検出器がとらえた放射線をカウントし、それを1時間あたりの人に対する影響の大きさを表す単位に換算して表示する。
いまやお馴染みとなった”μSv(マイクロシーベルト)”だ。
前代機では最長5分だった測定時間を、エアカウンターSでは、最長2分にまで短縮したのが大きな改良点。
計測が終了すると点滅ランプが消え、以降は10秒ごとに直近1分間の平均値を更新して表示する。
同製品が検出体として利用しているのは、”フォトダイオード”と呼ばれるシリコン半導体の一種。
安価な製品を実現したポイントの1つともいえる。
シリコン半導体は、放射線の主にγ線を検出する。
γ線以外にもβ線も検出してしまう一般にガイガー・カウンターと呼ばれているガイガーミュラー管を使用した線量計に比べて、より精度が高いとされている。
また、より精度が高いとされるシンチレーション式線量計(シンチレーションカウンター)と並べて計測した結果とも比べてみたが、さほど大きな誤差はなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
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