理系のための恋愛論 (438) ”違うキャラ”を無理に演じて疲れていませんか
その点、女性は気楽なもので、もちろん明るくてさわやかで誰からも人気がある女の子というものが存在はするでしょうけれど、カゲがあって、ナゾめいた雰囲気が魅力的な黒髪タイプ
ショートカットで体育会系の元気女子
小さくてかわいい、妹タイプ
口は悪いけど心優しい、長女気質の姉御肌タイプ
見た目は地味だけど、観察力にすぐれていて話すと面白い、味のあるタイプ
というように、さまざまなタイプの個性が競合せずに、上手に生きているように思えます。
本当は、男性だっていろいろなタイプがいて、それぞれよいキャラを持ち合わせているのだと思います。
それなのにせっかくのいい味を消して、違う自分をつくろうなんて思ってしまうから、すべてが空回りしてうまくいかずに疲れてしまうのです。
新しい職場に異動して、なんだか自分らしくもない、似合わないことをしてしまったなぁと思う人は、このあたりで一旦休息を取り、本来の自分でもぜんぜんイケるということ、漠然とした理想の男性像なんかには当てはまらない自分のいいところを再確認してみてほしいと思います。例えば、元気でハキハキではないものの、ボソッとつぶやくひと言が的を得ていて面白いと評判だった自分
スポーツは得意ではないけれど、地道なランニングのおかげで健康的になれた自分
インドア向きだけれど読書や音楽鑑賞が趣味で、自分の好きなジャンルには詳しく、またそうでないジャンルにもある程度広く浅く対応はできる
手先が器用で、料理や手芸が得意
PCのことなら何でも任せてほしい、というくらいの知識がある
というように、わかりやすく「男らしい」