2012年5月10日 13:47
業績好調のデルタ航空、新サービス続々 - 全クラス一新&デジタル化も進む
燃油の高騰や日本での震災、タイでの洪水、ヨーロッパの景気低迷などの影響で厳しい環境下にあった航空業界にあってデルタは、他社に比べて高い営業利益をあげ、乗客サービスの向上に注力することができた。
日本路線では2011年に福岡 - ホノルル直行便を就航し、今年4月には羽田 - デトロイト線を再開する。
デトロイト便は、行きは現地着が早朝、帰りは現地発が夜のため、アメリカ各地との同日乗り継ぎに便利だ。
機内は全クラスをリニューアル。
太平洋線のボーイング747-400型機のエコノミークラスには「スリムラインシート」を導入し、ひざ周りのスペースを従来より最大2インチ(約5cm)拡大。
可動式のヘッドレスト、USBポートも装備。
パーソナルTVスクリーンは9インチあり、タッチパネル操作も可能で、ビジネスクラスと同じ内容のエンターテインメントをオンデマンドで楽しめる。
国際線の全長距離便には「エコノミーコンフォート」を設置。
シートピッチ(座席の前後間隔)を最大4インチ(約10.2cm)広げたワンランク上のエコノミークラスで、通常のエコノミーでは有料のカクテル、リキュール類が無料になる他、空港ゲートでの優先搭乗サービスなども受けられる。