理系のための恋愛論 (439) 「俺の友達のすごくいいヤツ」が女子ウケしない理由
また、男性同士であれば、一つの趣味や仕事を追求してこの問題に関して彼に質問をすれば答えが必ず返ってくるほどの一転集中型の友人は高評価だったりするはずです。
なりふり構わず、一つのことをやり遂げる根気よさやマジメさがあるといった要素は、男として尊敬できるポイントであることでしょう。
ところが、その友人男子は自分の専門以外のことについてはまったくウブだったり、何も知らなかったり、最悪の場合、興味関心すらも持てなかったりすると、紹介された女の子としては、会話が成立しなくて困ってしまうということになりかねません。
例えば、初対面で話をしている間、延々3時間も何世代も先の通信システムについて語られてしまったり、現在の電力供給状況について力説されてしまったりすると、話を聞くだけはしてあげられたとしても「会話はできない人なんだな」と認識されてもいたしかたがないと思います。
「この人はマジメでいい人なのかもしれないけれど、ただひたすら自分を支えてサポートしてついてきてくれる彼女を求めているのかな」「2人で何かをしようという気持ちはないのかな」「だから、私は付き合ってあげられない」という結論に達する。