2012年6月7日 08:05
丸山晴美の節約道場! ”年100万円”貯めるためのマネーテクニック (16) 「節電の夏」が到来! 効率的に”エアコン”を使うポイントは?
そしてエアコンを使う際は扇風機を併用すると、部屋全体を効率的に冷やすことができます。
これは、冷房で冷やされた空気が下に溜まるため、扇風機の頭を下に向けて首振り運転をすると下に貯まった空気が循環されます。
そしてその風が当たることで涼しく感じることができます。
冷房26度運転と、28度運転に扇風機を併用した場合、約22%の節電効果があるとのデータもあります。
さらに湿度が高いと体感温度も上昇します。
特に日本の夏は湿気が多くなりがちですので、除湿をすると同じ温度でも体感温度が違います。
湿度が15%下がると体感温度が1度下がると言われているくらいですので、温度だけではなく、湿度のコントロールも効果的です。
除湿でおすすめなのが、「弱冷房除湿」と言われる機能です。
これはエアコンで除湿をする際に冷やしながら除湿をし、その冷えた空気が放出される仕組みです。
冷房運転に比べて使用電力は少なく済みます。
蒸し暑い日は、「弱冷房除湿」を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、除湿方式には2種類あり、「弱冷房除湿」の他に「再熱除湿」があります。
こちらは温度を下げないように温めるので、冷房運転よりも電力が大きくなるので気を付けましょう。