食品の安全は? 放射能の影響は? 福島の「今」を体験しよう
今年は”成り”は少ないが、大粒で糖度の高いさくらんぼが育ったとのこと。
食べてみると、プチっとした歯ごたえの後、甘みを含んだ水分が口いっぱいに広がり、参加者も笑顔に。
おみやげとして、さくらんぼ1パックが振る舞われた。
さくらんぼのシーズンが終わると、今度は桃が甘い香りを漂わす。
次に一行は昼食をとるために、福島市の南西部に位置する約8ヘクタールの農村公園「四季の里」の中にある「憩いの館いなか亭」へ。
食材の多くを地元産にこだわった人気の食事所だ。
厳密にチェックされた安全性がたしかなものだけを仕入れなくてはいけないため、欲しい食材が入手困難な場合もあるという。
しかし同店では、最大限の努力により、風味のよい手打ちそばなどを提供している。
この日は、手打ちそば、天ぷら、ナスの素揚げ小鉢、漬物、豆腐と大葉の小鉢、炊き込みご飯、果物がセットになった「いなか亭もりそばセット」が提供された。
そばはツルッとのどごしがよく、豆腐はしょうゆをかけずともいただけるほどに味わい深い。
ナスの素揚げにかかったゆずみそがさらに食欲を誘った。
食後はしばし、緑の芝生広がる園内でゆったり。