消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (7) クレジットカードを有効活用するための”3つの法則”とは?
生命保険やがん保険、医療保険、自動車保険の保険料もカード払い可が増えています。
居住地によっては水道料金や国民健康保険、固定資産税や軽自動車税などの公金も支払えるところもあります。
一度手続きをしてしまえば、後は自動的に引き落としてくれ、ポイントも勝手に貯まっていきます。
このような使い方をする場合は、ポイント還元率の高いカード1枚に集約するのがベストです。
似た言葉に「ポイント付与率」がありますが、ここを見てはいけません。
ポイント付与率は利用金額に対してどれだけのポイントが得られるかを表したものです。
たとえば100円で1ポイントもらえるカードの付与率は1%です。
しかし、1000円の商品券に交換する際に必要なポイントが、1000ポイントなのか500ポイントなのかによって、オトク度は違います。
1000ポイントの場合は、利用金額10万円に対して1000円の商品券が戻ることになり、ポイント還元率は1%になります。
一方、500ポイントなら利用金額5万円で1000円戻ることになり、還元率は2%です。
付与率だけでは有利、不利を判断できないので、見る必要はありません。