夫の年収が130万円違う! その原因は妻の「味わい力」の差にあった!?
さらに、「味わい力」の高い妻の家庭の方が、お互いの誕生日や結婚記念日を覚えており、かつ積極的にお祝いをしていることも分かった。
「味わい力」のある妻の方が、夫婦間でコミュニケーションをよく取ることが影響している可能性があり、それによる結果とも考えられる。
また「現代型味オンチ」は、食に対する傾向により「表現ベタ型」「偏食ワンパターン型」「無頓着型」の3タイプに分かれることが分かった。
「表現ベタ型」とは、トレンドに飛び付きやすく知識もあり、料理を作る機会も多いが、おいしさの表現が乏しく“自分の好き嫌い”に止まるタイプ。
「偏食ワンパターン型」とは、小さいころから好き嫌いが激しく食の経験値が低いタイプ。
「無頓着型」とは、食事を短時間で済ませることが多く、ジュースや炭酸飲料など味の濃いものを料理と一緒に摂(と)るタイプ。
「現代型味オンチ」を改善する方法として、食育の専門家である品川教授は「“味わい力”は、外食時にどのような食材が使われているか、どのような味付けがされているかを意識すること、また毎日の食事の中で、料理と飲み物の組み合わせを考えるなど、日常的に、食に対する意識を高めることで改善できます。