その道のプロに聞いた、一般もOKな岡山市中央卸売市場のおいしい楽しみ方
と野崎さん。
お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。
店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。
話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。
こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。
オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。
「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。
采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。
「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。
それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。
また、小麦は国産のものを使用。
塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。