地元タクシードライバーへ突撃! 東海エリアの”隠れた名店”を教えて!
1品目は「フランス・シャラン産のヴィルゴー家のカモのロティ・大根のラグー・レギューム・ミニャルディとトリュフのエッセンス」。
メニュー名にはいろいろな食材が登場するが、この一品の主役は、フランスでも最上級とされるヴィルゴー家のカモだ。
この高級カモを、大胆にも厚切りにしてソテーしている。
濃厚なカモの風味が脳の隅々にまで広がり、心がとろけるようだ。
素材が素晴らしいのはもちろんのこと、トリュフの香りをきかせた芳醇(ほうじゅん)なソースが洗練された味わいを引き立たせている。
赤ワインとともに幸せな時間を過ごそう。
2品目は「フランス産エスカルゴと帆立て貝・モリーユ茸のポトフをイメージして・秋野菜の彩り」。
この一品は、地元の契約農家で収穫された新鮮な秋野菜が主役といえる。
ポトフ風に野菜をたっぷり使い、エスカルゴと帆立て貝の海産物が素晴らしいダシを提供。
高級食材のフランス産モリーユ茸(網笠茸)のコリコリとした食感も楽しい。
昨今のヘルシー志向を反映して、オイルやバターは控えめに。
帆立て貝のダシを泡状にして乳化させることでコクを補い(エミュルジョン)、素材と絡みやすくさせるなど、繊細な技法が料理の味わいをワンランク引き上げている。