「もうあかん やめます!」の看板をぶら下げて数十年の大阪の靴屋さんの謎
そこで、さすがにこの質問は失礼かしら?とビクビクしながらも、「ホンマに閉める気はあります??」とぶしつけなことを聞いてみた。
すると竹部さんは、「閉めちゃったら僕が路頭に迷っちゃいますからねぇ」と苦笑い。
困った顔にも人のよさがにじみでていて、倒産危機かと思いきや、逆に人気に火がついたという逸話にも納得させられてしまう。
そんなキュートな竹部さんは一時期、「あかんもうやめます!」の横に「いややっぱりやります!どっちやねんセール」という垂れ幕をかけていたこともあるのだと話してくれた。
今ではこの看板と垂れ幕こそが「靴のオットー」の“顔”になっているそうだ。
インタビューのラストには、「これからもこの看板とともに営業を続けていきますよ」ととびきりの笑顔を見せてくれた。
店内には、ビジネスシューズからユニークなゴールドのカジュアルシューズまで、豊富なラインアップの靴が並ぶ。
中には、この店が日本で初めて販売した、非常に有名な靴もあるという。
さてその靴とは?ヒントは名物看板とともにかけられた、「格差社会を是正せよ。
身長格差は当店で」という垂れ幕にあった。
そう、身長格差をなくす靴といえば、ご存じ「シークレットシューズ」