エアライン最前線 (4) デルタ航空が空港に巨額投資をする理由(前編)
(デルタ航空ティム・メイプス上席副社長)が、そうしたITを早くから採り入れたエアラインらしさを感じさせるチェックインフロアだ。
セキュリティチェックを抜けると、吹き抜けのスペース「インターナショナル・アトリウム」へと通じる。
ここがトランジットエリア(制限区域)の中心。
12の出発ゲートはこの「アトリウム」を挟んで左右どちらかの直線上にある分かりやすい構造となっている。
館内ではWi-Fiのサービスがある他、出発ゲート付近には電源コンセントもあり、スマートフォンなどモバイル機器の利用者にもうれしい空港だ。
ショップやレストランは「アトリウム」周辺およびそのメザナインレベル(中2階)に集中。
有名ブランドショップやレストラン、バーガースタンド、さらにはバーカウンターもあるなど充実している。
次回は、新国際線ターミナルの象徴的な存在であるラウンジや、空港に投資を行うデルタの戦略などを紹介していく。
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