くらし情報『「南向き」本当にベスト?自分にふさわしい部屋の向きは……』

「南向き」本当にベスト?自分にふさわしい部屋の向きは……

ただし、夏の西日はかなりきつく、室内の気温上昇はハンパない状態です。

反面、冬は夜になっても室内が暖かく、暖房費は他の向きと比べて少なくて済みます。

ところで、地域によって日の出、日の入り時間が異なります。

例えば、夏の札幌では、最も早ければ4時前に太陽が昇ります。

が、同時期の東京の日の出は4時半ごろ、福岡では5時過ぎです。

冬のもっとも遅い日の入り時間は、札幌で16時ごろ、東京では16時半ごろ、福岡では17時過ぎです。

さらに、部屋の前に建物があれば、その高さや形状で日照時間が遮られるので、太陽光を気にしている人は、こういった点も考えて部屋選びをしたいものです。

なお、あまりにも「朝、まぶしすぎてつらい」、あるいは「夏の西日にへきえきしてしまう」といった場合は、窓に遮光カーテンを用いる方法をオススメします。


■北に窓がある
日が差さない北向きは、賃料の安いのがメリット。向くタイプは、外出の多い人です。

平日も休日も外でアクティブに過ごす人であれば、太陽を必要とする時間はないので、適しているでしょう。

また、乾燥機を使った生活をしていれば、洗濯物を干す、ということも必要ありません。

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