くらし情報『新潟県津川にて、闇夜に行われる幻想的な「狐の嫁入り行列」とは?』

新潟県津川にて、闇夜に行われる幻想的な「狐の嫁入り行列」とは?

なども見ものだ。

行列が「麒麟山公園」に到着すると、常浪川(こなみがわ)に架かる城山橋上で花婿と花嫁が対面する。

それから、園内に作られた水上ステージで、古式ゆかしい結婚式と披露宴が行われる。

そして、晴れて夫婦となった花婿と花嫁は、すっかり闇に包まれた河原から燃えさかる篝火(かがりび)に見送られ、渡し舟で常浪川をへだてた麒麟山へ。

水上ステージを囲む篝火と、狐の鳴き声が山々にこだまする様は、幻想的で「狐に化かされたような」感動を与えてくれるという。

「狐の嫁入り行列」の最大の特徴は、なんといっても「狐のメーク」だ。

祭りの当日は主役となる花婿や花嫁や、行列に参加する町民が狐のメークをする。

一般の見物客までメークをしてもらえるので、町全体が祝福ムードに包まれるという。


このイベントの主役である花嫁花婿は、毎年公募で選ばれている。

応募の条件は前年のイベント日の翌日(5月4日)から、翌年のイベント日前日(5月2日)までに結婚するカップルで、県内外問わず募集している。

応募したカップルのうち、狐のメークをして行われるコンテストで優勝したふたりが、その年の「狐役」を務めることになる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.