LCCより安い!? 海外のデキるビジネスマンがビジネスジェットを使う理由
は1,600万~2,600万ドルとのことだ。
余談だが、世界最速の民間ジェット機は、セスナ社製ビジネスジェット「サイテーションX」。
航続距離約5,600km、東京から東南アジアまで直行できる。
メーカー公式サイトによると新品価格は約2,200万ドル。
さらに2012年末~13年にかけて、その後継機「サイテーション・テン」と、東京からニューヨークまで直行できるガルフストリーム社製「G650」が納入開始され、世界最速を塗り替える。
一機あたりの値段は、数億円から数十億円とさまざま。
年間の運用コストも数億円はかかる。
それでも世界各地で多用されているのは、使った方が企業の収益力を向上させやすいからだ。
ビジネスジェットの一般的な利用法は、次の通り。
一日に3ヵ国程度を回って、重要な商談をこなす
帰りの便を気にせず、目的を果たすまで現地でビジネス
定期便の飛んでいない発展途上国の奥地にも、経営者自ら直行して市場開拓
フライト中は会議をしたり、取引先を送迎しながら機内商談
ブロードバンドやFAX、モバイル通信のシステムを整え、常に地上との連絡を維持
1~3は、路線・ダイヤに束縛される定期航空ではほぼ不可能。