くらし情報『LCCより安い!? 海外のデキるビジネスマンがビジネスジェットを使う理由』

LCCより安い!? 海外のデキるビジネスマンがビジネスジェットを使う理由

4は冒頭で触れた「フライト中も稼ぐ」の例。

プライベート空間なので、企業戦略に直結する重要案件も話し合える。

飛行中もルート変更できるため、5で緊急連絡を受けても対処できる。

利用者の仕事量は過酷なレベルに達するが、1~5の相乗効果が収益力を強化する。

ライバルが路線バスを使っている間に、社用車やハイヤーで取引先を足繁く訪ね、臨機応変に現場を回り、走行中も電話連絡を取り合い、マーケットを攻略していくイメージだ。

米国の統計データでも、ビジネスジェット利用企業は売上高や利益の成長率で、非利用企業を上回る傾向があらわれている。

重視すべきは、こうした企業が世界でどんどん増えているという現実だ。

日本のユーザー企業(大手製造業)は、ビジネスジェットを使っている最大の理由として、「より大きなビジネス・チャンスをつかむため。
ライバルの実力ある企業関係者がビジネスジェットで飛び回っている以上、定期便ではその動きについていけず、チャンスを逃す恐れがある」と語っている。

東京 - マレーシア間の所要時間は、片道約7時間。

1時間の商談や会議を7本こなせる計算になる。

ビジネスジェットで飛んだ場合、目安として数百万円のフライト費用が発生するが、飛行中に1,000万円の商談を成立させれば、数百万円の”黒字”になる。

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