打ち上げ競争も激しい「ロケット」っていくらするの!?
現在運用されているのは最新型の『H-IIB』(エイチツービー)と呼ばれるものですが、この価格はいくらでしょうか。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)に伺ってみたところ、「2009年(平成21年)に打ち上げられた試験機1号機が約147億円。
2号機以降の価格は開示していませんが、それよりも下回る価格でしょう」ということです。
というのは、製造は三菱重工が行っていて直接の価格は公示されていないのです。
ちなみにH-IIBは3号機まで打ち上げが完了しています。
また、1つ前の世代のロケットH-IIAの価格をJAXAに伺ったところ「1機あたり約100億円弱。
2号機以降の価格はそれよりも安価」なのだそうです。
アメリカの盛大なお金の使い方を見ると、日本は非常に着実に、確実にロケットを打ち上げているように見えますね。
(谷門太@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】