2012年12月12日 10:07
現代人の約7割が「現代型免疫低下」の疑い! ウイルスに強い身体の作り方
に当てはまったという。
特に睡眠時間が6時間以下の人は75.9%、受験生は85.0%もの人が当てはまり、免疫力が低下している傾向があることが分かった。
具体的に、どうやって免疫力を高めることができるのか?藤田氏は、様々なウイルス・細菌感染に対応し、ワクチンの効果も高められる「自然免疫力」を高めることを提唱している。
「自然免疫力」を高めるには、免疫細胞の活性化に欠かせないアミノ酸のグルタチオンが必要であり、これはアミノ酸のシスチンとテアニンを同時に摂取することで生成される。
管理栄養士の中津川かおり氏によると、一日必要なシスチンは700mg、テアニンは280mgという。
しかし、これは肉350gと緑茶12杯分となり、これを一日にとろうとすると、他の栄養分の過剰摂取になってしまう。
そのため、この数字はあくまでも目安として考え、バランスのとれた食事を心がけるべきだという。
中でも卵やアーモンド、納豆はシスチンを、玉露はカテキンを多く含んでいる。
「現代型免疫低下」に当てはまった人は、上記の食材を意識して摂取してみるといいかもしれない。
また、中津川氏は手軽に摂取できる料理として、生そばの上に長いも、納豆、卵黄、ミルでひいた緑茶をかけた「茶とろ納豆そば」