とコメント。
また、長門市の人々もそれを疑うことなく、楊貴妃が長門まで流れ付き、この地でしばらく暮らしたのちに息を引き取ったと信じているという。
いずれにしても、楊貴妃が漂着したという伝説から、二尊院周辺は、大理石製の楊貴妃像や中国風のあずまやが立つ「楊貴妃の里」として整備されている。
二尊院の本堂前には美しい楊貴妃像も立っている。
「この像と同じものは世界に2体しかなく、二尊院以外には中国の陝西(せんせい)省馬嵬坡(ばかいは)に建てられています」(長門市観光コンベンション協会)。
里には像以外にも中国風の屋根付き休憩所とトイレ、そして土産屋がある。
こちらでは、「楊貴妃の米」というブランド米が販売されているので、楊貴妃のような美貌をお望みの方は購入してみるのもいいかもしれない。
ちなみに、二尊院は楊貴妃に縁があるということで、安産・子宝・縁結びのご利益があり、お参りすると美人になるということで信仰を集めている。
楊貴妃の里内では、その他にも、楊貴妃が好んで食べたと伝わる中国山東省原産の「肥城桃(ひじょうもも)」を30本栽培している。
その他、「本州最西北端に位置していますから、西の海に沈む素晴らしい夕日も楽しめます」