基本レベルの出題項目…料理・接遇・和食基礎英語
和食関連業界への就職を目指す人や、和食・マナーに関心のある人が対象。日本料理の歴史や基礎知識、しきたり・マナー、料理や接遇についての基礎的な英語に関する問題が出題。
実務レベルの出題項目…振舞・伝心・和食応用英語
着物や和室に関する知識と振る舞い方、飲食店でのマネジメントや新人育成の方法、和食店における英語の挨拶などから出題。
・1級と2級
和食検定での1級・2級の区分は下記のようになります。
・各項目60%以上正解し、全体の正答率が65%以上85%未満の受験者は2級に認定
・各項目80%以上正解し、全体の正答率が85%以上の受験者は1級に認定
基礎レベル2級に認定された人は、再び基礎レベルに挑戦し1級を目指すこともできますが、実務レベルの試験を受けることも可能です。同様に、実務レベル2級に認定された人は実務レベル1級を目指して再受験できます。
資格取得の準備過程で、和食に関連する知識やしきたり、マナーについて学んだことを、そのまま和食関連の飲食業・サービス業などに生かすことができるでしょう。実務レベルの資格を認定された人は、取得した知識をもって接客に対する人事評価などの経営面に反映させることも可能です。