まず汚れを付きにくくするために、使用前に表面を水でぬらします。片面だけぬらすと木の反(そ)りの原因になるので、必ず両面をぬらし、軽く水分を拭きます。使用後はすぐに水で流して拭き取る、というのが基本ですが、肉や魚を調理した後は洗剤を使ってもいいでしょう。仕上げに熱湯をかけて殺菌するのも効果的。最後は立てて置き、しっかり乾燥させることが大切です。
しかし、長く使っているとどうしても表面が黒ずんできます。そんなときはカンナややすりで表面を削ってお手入れします。繰り返し手を加えることで、まな板の寿命を長くすることができるのです。
■プラスチック製まな板のお手入れ方法
対するプラスチック製はカラーバリエーションも豊富。様々なデザインがあるだけでなく、薬剤で殺菌できるなど衛生的に使えるという点が人気です。また、最近では食器洗い乾燥機に対応したタイプもあります。
プラスチック製のまな板を長く使うには、表面の汚れをいかに落とすかがポイント。汚れを付きにくくするには、木製のまな板同様、使う前に水でぬらします。特に抗菌をうたっているまな板は、水でぬらすことによってイオンが効果を発揮するということを忘れないようにしましょう。