とはいえ、ケージが大きすぎて部屋に置けない場合は、無理のない程度の大きさに抑えておきましょう。
また、野生のリスはひとりで巣穴に住んでいるため、ケージは1匹につきひとつ用意するのが基本です。暑さにも弱いため、室温は20~24度に保つようにしましょう。ケージの一番下にはトイレシートを敷き、毎日交換して清潔に保ちます。
■なるべく自然に近い食べ物を用意しよう
リスの主なエサは野菜・果物・種子・動物性たんぱく質(虫や卵など)です。特にドングリやクリの中に住むイモ虫が大好物。そして新鮮な水と、バランスのとれたエサを準備しておくことが大切です。種類豊富なエサを与えておけば、リスは自分に必要なものを選んで食べてくれます。
また歯が伸びるので、堅い木の実のような歯を削れるエサを与えましょう。
季節によって、リスは食べものの好みが変わります。特に秋は冬眠に備えて、栄養価の高いものを好んで食べる傾向があるようです。
■運動が長生きの秘訣(ひけつ)
長生きしてもらうためには、リスにたっぷり運動してもらうことが大切です。なるべくなら運動用の部屋(棚の隙間など、逃げ込めるスペースがない場所)で、1日2回は一定時間遊ばせてあげましょう。