【雑学キング!】国からの感謝状!? “栄典”ってどうやったらもらえるの?
勲章の候補者については、内閣府が推薦された人のなかから選び抜き、天皇陛下から勲章を授与します。一般の方々からの推薦によって決まる『春秋叙勲』のほか、警察官や自衛官など危険性が高い業務をやり遂げた人を対象とした『危険業務従事者叙勲』など22種類があります」
――たくさん種類があるんですね。それにしても70歳以上じゃないともらえないんですか!勲章をもらっている人って、本当にすごい人ばっかりだったんだなぁ。
「そうなんです。なので、人命救助などの一過性であっても功績が顕著な場合は、褒章の対象になります」
――あれ、原監督がもらっていた紫綬褒章は……??褒章の場合、どうすればもらえるんですか?
「褒章については、自己の危険をかえりみずに人命救助し尽力した人へ『紅綬褒章』、進んで社会に奉仕する活動に従事した人へ『緑綬褒章』のほか、合計6種類あります。最近ではオリンピック選手にも多く与えられている『紫綬褒章』は、学術や芸術、スポーツで著しい功績を残した人に与えられます」
――功績重視ではないとしたら……。ひょっとして、私にももらえるチャンスが!?
「それは努力次第ということで、なんともいえませんが(笑)。