【コブスくんの使えそうな仕事術】滑舌(かつぜつ)が悪い……。ペラペラ電話応対する極意とは?
――確かに、私は耳が遠いので、相手が言ってることを聞きとれなくてよく焦ります。
秋葉「聞き取れないのは、相手の顔が見えない不安感とか、相手の話すスピードがすごく速くて圧倒されてしまう、などがありますね。そのスピードにつられて、焦ってしゃべろうとすると、口が回らなくなります」
――そういった、精神的なものからかんでしまうのを防ぐにはどうすればいいのでしょう?
秋葉「ポイントは3つですね」
#1 電話をとる前に一呼吸おくこと
息をふぅ~~っと吐くだけで心の準備ができて、落ち着いて話せるようになります。
#2 電話の相手と、話す内容だけに集中すること
ついつい近くの席の同僚・先輩・上司が気になってしまうかもしれませんが、周りの目を気にすれば気にするほど、緊張してかんでしまいます。
#3 “言わなければいけないこと”をしっかり理解しておくこと
会社名や部署名、名前、営業の方だったら売り込む商品のことなど、“言わなければいけないこと”ってありますよね。それをしっかり自分の中で理解して、自信を持って言えるようにしておくことです。紙に書いて目の前に置いておくのもいいでしょう。ただ、紙に頼りすぎると、とっさの出来事に反応できなくなりがちなので、そこは気をつけてください。