【エンタメCOBS】栄養ドリンクはどうして瓶に入ってるの?
飲み口をパキッと折って中身を飲みます。容量は現在の100mlよりもずっと少なく、30mlや50mlが定番で、今よりも薬用感が強いものでした」
――リポDに限らず、栄養ドリンクに瓶を採用しているケースが多いのはなぜですか?
「やはり当社と同じく、遮光性を考えたところなのでは。ただし、当社が一番初めに瓶を採用したので、後発の栄養ドリンクのスタイルは当社のそれをならったものではないかと考えております」
――そうですか、ありがとうございました。
瓶を採用しているのは遮光性のためだった。中身を守るためということなら、各社の栄養ドリンクが重厚な瓶を使っていることにも合点がいく。逆に言えば、栄養ドリンクとは瓶で保護してあげなければいけないくらい、繊細な飲みものなのかもしれない。ちなみに上記と同じ質問を、栄養ドリンク「エスカップ」を開発するエスエス製薬さんにも聞いてみたところ「遮光性のため」と同じ回答を頂いた。また遮光性の低い容器だと、栄養ドリンクの重要な成分の一つ「ビタミンB2が減耗する」とも。
なるほど、やはり瓶でなくてはいけなかった。
(根岸達朗/プレスラボ)
【関連リンク】
リポビタンD 博物館
あの「ファイトォ、一発!」