実際、「『イントネーションが違う』と言われた」、「発音の違いに気づいた」という回答が数多く寄せられました。なかには、「上京後、会社の方に『いちご』、『包丁』のイントネーションが違うと指摘されました」(新潟県出身/28歳/女性)、「『いす』と『りんご』のイントネーションが違った」(秋田県出身/29歳/女性)というピンポイントな回答も。
■ものの名前「方言と標準語で、ものの呼び方が違った」という回答も数多く見かけました。いくつか例を挙げると、河内(大阪の一地域)弁と京都弁で「にぬき」は「ゆで卵」、福井県で「じゃみじゃみ」は「テレビの砂嵐」、愛知県で「放課」は「授業と授業の間の休み」。ほかにも和歌山県で「みずせった」は「ビーチサンダル」、新潟県で「あくと」は「かかと」というのもありました。なかには、「北海道では『ザンギ』は『鶏のから揚げ』をという意味」という意見もありましたが、調べてみたところ、もともとは別の料理だったものが混同されてしまったようです。■穴あき靴下をなんと呼ぶ?
最後にユニークな方言を紹介。なんと、穴が開いた靴下のことを表す方言があるそうです。
それは、「長崎では、靴下に穴が開いて指が出ていることを『じゃがいも』というが、東京では言わない」(東京都出身/23歳/男性)