【COBCOB世論調査】リクガメオーナーに聞く エキゾチックアニマルの魅力とは?
飼育には相応の気遣いが求められるということがその理由のようです。
また、リクガメなどのエキゾチックアニマルを飼育する場合、大変なのがその病院代。「リクガメの場合、エサ代はチンゲンサイを与えるだけなので、ほとんどかからないのですが、一度病気になると大変。一般の動物病院では見てくれないため、は虫類専門の病院に連れていかなければいけません。動物に負担はかけたくないのでタクシーを使うと家からの往復で8,000円の出費。さらに治療費が数千円かかり、1回の治療で15,000円ほどの出費になってしまうこともあるんです」(池田さん)。
しかし、池田さんは金銭的な負担が大きくても、「どうしても愛さずにはいられない。カメの方は、おそらく私に対して愛情を感じてはいないはずですが……」と笑います。
エキゾチックアニマルを飼えるか飼えないかは、そんな一方通行な愛情でも、自分が満足できるかといった点にかかってくるのかもしれません。
もちろん、はやりだからというだけで、安易に飼育するのはいけないこと。池田さんも「よく分からない動物だったので、何冊も専門書を購入して勉強してから飼育を始めた」そうです。また、池田さんは現在でも同じ動物を飼育している人とSNSなどで情報交換をすることも多いよう。