【コブスくんのモテ男道!】災害などで取り残されたらどうする? サバイバルの方法
また、体力をできるだけ温存させることが必要です。動き過ぎて体力を消耗することや、汗をかいて体内の水分が不足しないように注意します。体力低下を防ぐため、出血などの外傷がある場合にはすばやく手当てをしましょう。
止血の方法として、渋谷区のホームページ「救出救助と応急救護」(http://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hasai/kyusyutu.html)には、基本は「直接圧迫止血」を施します。布をたくさん集め、出血しているところに布を当てて強く押さえる方法です。出血が止まらなければ、さらに上から布を当てて圧迫を続けます。
■レベル2数日間を自力で乗り越える
災害や遭難によって屋外で数日間を自力で過ごさねばならない場合、いちばんに考えるべきことは水の確保です。水は最低でも一人につき一日で2リットルが必要です。
川の水や雨水を沸騰させて飲む方法が一般的ですが、周りに川がないときや雨が降らない場合には、朝露を集めるという方法があります。朝露は、夜間に気温が下がって空気中の蒸気が水滴となり、地表付近の物体につくものです。例えば、周りに草むらがあれば、明け方にひざ下に布を巻き、朝露にぬれた草むらを走り回って水を含んだ布を絞る方法があります。