【コブスくんのモテ男道!】地震後の火災に注意。被害を押さえるためにすること
消火器にも種類があります。どのような火災に対してその消火器が有効であるかを知っておきましょう。通常見かける消火器は、加圧式ABC粉末消火器と呼ばれ、木、油,電気火災に対応しています。
しかし、例えば「ハロンタイプのエアゾール式簡易消火器」は、「天ぷら油火災には有効ではない」ことが消防庁によって報告されています(http://www.fdma.go.jp/html/life/shokaki/kaisetsu.html)。すみやかな消火活動が行えるよう、まずは消火器に貼ってあるラベルをチェックし、木に向いているのか、油や電気火災にも適応しているのかなどを確認してから使用しましょう。
続いて、消火器の安全栓を抜きとります。噴射するときは、自分に火が向かないように風向きを確認してからホースを向け、レバーを握ります。火の根元をめがけて噴射すると効果的です。
消火器がない場合には、複数の人が列をなし、バケツに入った水を次々と運びながら火元に水をかける「バケツリレー」や、一度にすべての水が出ないような構造になっている非常用三角バケツなどを利用し、数回に分けて水をかけましょう。
■燃え広がる木造家屋、煙大量発生の耐火建築
建物の構造によって、火のまわり方も異なります。