【コブスくんのモテ男道!】地震後の火災に注意。被害を押さえるためにすること
京都府舞鶴市の初期消火情報によると(http://www.maizuru119.com/ansin3.html)、木造家屋の場合には約2分30秒で天井まで、約5分で隣室各部屋に燃え広がるという報告があります。さらに、約7分で火は上の階へと上昇、全焼までわずか約20分とあり、いかに素早い対応が必要かが分かります。
一方、耐火建築の場合は木造家屋より燃え広がり方は遅いですが、「空気の流通が少ないので、だらだらと燃え、煙がたくさん出るのが特徴」です。NHKボランティアネット(http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/bousai/fire/index.html)によれば、火災での死者の多くは、一酸化炭素中毒や熱した煙を吸い込んだことによる呼吸困難などが原因で、「本当に怖いのは火よりも煙」とのこと。ハンカチなどで口をふさぎ、姿勢を低くして煙を吸い込まないようにしましょう。
また、震災後に発生する火事の種類として多いのが、「通電火災」です。これは停電から復旧した際に、地震で下敷きになったり破損したりした配線に電流が通ることで起こる火事です。二次被害を広げないために、避難する際、ブレーカーを落とす余裕がある場合は、落とすことを忘れないようにしましょう。