くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】構造設計一級建築士に聞く「免震構造」、「耐震構造」の違いって?』

【コブスくんのモテ男道!】構造設計一級建築士に聞く「免震構造」、「耐震構造」の違いって?

――地震への対応は、それぞれどのようになるのでしょうか?

笘谷氏4つのポイントがあります。

ポイント1 B.鉄骨造は、A.鉄筋コンクリート造に比べて地震時の揺れは大きくなります。ただし、一般の人がAかBかを見分けるのは難しいと思います。

ポイント2 A.鉄筋コンクリート造などの場合は壁式構造であるか否かを確認してください。この構造は地震に強く、過去の震度6クラスの地震であまり被害を受けておりません。一応安心してよいかと思います。

ポイント3 A.鉄筋コンクリート造の場合で壁式構造でない建物については、外観での判断は難しいのですが、一つの目安として、「柱の太さ」があります。太い方が地震に強いと言えます。
また、1階の短辺方向(縦、横の長さで短いほう)に壁のない構造で、旧耐震設計基準(1981年6月以前の建築法。後述)の場合は注意をする必要があると思われます。

ポイント4 低層系の場合は、壁の多い建物は安心感があります。

つまり、地震の揺れに一番強いのは、「A.鉄筋コンクリート造など」でかつ「低層系」かつ柱・梁のない「壁式構造」です。Bは低層から高層まで幅が広いですが、一般的に建物の揺れはAより大きくなります。

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