【コブスくんのモテ男道!】節電で乗り越える夏は食中毒にご用心
(泉岡先生)
作ったらすぐ食べる!ということを覚えておきましょう。
■食中毒や食あたりになってしまったら、絶食して水分補給を
気を付けていても、もし食中毒や食あたりになってしまったら、どうすればいいのでしょうか。
「食中毒の症状は細菌性、ウイルス性を問わず、ほとんどの場合、おう吐・下痢を起こします。これは、体の中の異物(菌)を早く体外に押し出そうという体のしくみからくる現象です。熱が出たり、激しい腹痛を起こしたりします。
食中毒は医学用語で、一般用語の食あたりと同じ意味ですが、症状が軽い場合は食あたりと使い分けている人も多いようです。
食中毒の場合、一番心配なのは、おう吐・下痢を繰り返したために、体から大量の水分が奪われて脱水症状を起こしてしまうことです。
水分補給は、お茶や水よりもスポーツドリンクがおすすめですが、糖分が多いため、余計吐き気をもよおすこともあるので、水で薄めて飲むとよいでしょう。
また、かんきつ系の飲料や牛乳も吐き気をもよおすので控えてください。
食中毒やひどい食あたりの場合は、絶食することが基本です。おかゆやうどんなど、『消化にいいから』、『体力をつけるため』と無理に食べると、余計に吐いてしまい、さらに脱水症状を引き起こす恐れがあります。