【コブスくんのモテ男道!】金剛石、豆腐殻、流行廃止……難読あて字、読めますか?
』は、鰹節の見た目と、カツオの赤身の部分が松の木材に似ているため。『豆腐殻(おから)』や『副食物(おかず)』は、まるでナゾナゾのようです」(松井さん)
■畳語(じょうご)編
一つの言葉を重ねて独自の読みをあてたもの。
「寸々」、「熟々」、「満々」、「密々」、「遅々」
「どれも漢字から意味のイメージが湧くと思いますが、読めるでしょうか。『寸々(ずたずた)』、『熟々(つくづく)』、『満々(なみなみ)』、『密々(ひそひそ)』、『遅々(ぐずぐず)』です。
『満々』は、『満々(なみなみ)に注いだ酒をぐっと干す』のように使われます。講談『赤穂義士銘々伝』で、堀部安兵衛が有名な高田馬場の決闘の帰路、酒屋で満々と注いだ五合升の酒を3杯飲んだという逸話があります」(松井さん)
■三文字、四文字編
「御道理」、「畏怖相」、「流行廃止」、「自暴自棄」、「意気地無え」
「『御』で始まる言葉は多いですが、『御道理(ごもっとも)』は一番よく出てくるのではないでしょうか。ちなみに『没道理』は『くだらない』と読みます。『畏怖相(おっかない)』は、顔が怖いこと。
『流行廃止(はやりすたり)』、『自暴自棄(やぶれかぶれ・やけくそ)