【エンタメCOBS】体が臭くなる!? 間違いダイエット
とカロリー制限をし、炭水化物やタンパク質を抜くと、体からエネルギー源がなくなり、体にためていた中性脂肪を燃焼させることになります。
すると、中性脂肪がにおいのもととなる脂肪酸に変化し、汗とともに排出されると体臭を発するようになるのです。
また、運動もせずにこうした食事制限が続くと、代謝も低下しエネルギーを生み出そうとしても不完全燃焼に。
その結果産生された乳酸とアンモニアが、さらににおいを生み出します。もっとエネルギー不足が進行すると、脂肪を燃焼しようとし続けることにより、ケトン体というとても臭い物質がつくられてしまいます。
そこまでの状態になると、腰痛やひざ痛どころか、体調を崩すことにもなりかねないため、バランスのとれた食事に戻さなくてはなりません。
こうした食事制限による間違ったダイエットで、「におう人」にならないためだけではなく、栄養バランスに気を付け体調を維持し、筋肉の血流も低下させないためにも、適度に体を動かすことが必要なのです。体に痛みのでない無理しない範囲内で、軽いウォーキングをしてみたり、関節に負担をかけないよう、寝転がった状態で深呼吸をしながら伸びをしてみたりと、気持ちよく筋肉をストレッチしてみましょう。