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【突撃!COBS】水回りで注意したい4つのポイント

マイナビニュース
今回、皆さんにお知らせしたいのは、意外と困ってしまう水回り編。使い勝手や掃除の問題など、数えだしたらキリがありません。そこで、キッチン・バスルーム・トイレ・洗面所など、水を使用する場所に関するプチナレッジをお届けしようと思います。

■各部の仕組みと問題点

●キッチン
キッチンは水回り部分の中で、デザイン性の進化が最も著しい部分です。キッチンの下部にスライド式の収納部分が付いたタイプ、キッチン上部に収納が付いていて、軽い力で引き降ろせるタイプのダウンウォールなども最近では目立つようになりました。また、食器洗浄機付きや浄水器の付いたタイプのキッチンも人気がありますよね。

水が流れるボウル型の部分をシンクといいますが、汚れが目立ちやすく、こすっても取れない、黒ずむなどの問題をかかえやすいところです。それから排水口部分、こちらは生ごみなどがたまりやすく、放っておくとパイプのつまりにも関係してきます。


●バスルーム
環境への取り組みが重要になってきた日本で、いかに効果的に節水するかは、水道代はもちろんのこと、国家規模で水を大切にする第一歩となってきました。また、バスルームは、カビが発生しやすい場所No.1とも言えます。汚れをためればためるほど、掃除がおっくうになってくる箇所。

●トイレ
バスルームと同様、節水と除菌がメインテーマとなってきます。最近では、節水型(水を流す量を、センサーなどで見張って自動的に調節する)タイプや除菌水を流すことで、通常より汚れにくくなるタイプなども考案されてきています。便座洗浄型トイレ(ウォシュレットに代表されるタイプのトイレ)は海外ではあまり普及してなく、彼らが日本を訪れた時、とても感動するそうです。

●洗面所
毎朝、歯磨きや洗顔で必ず使うのがこの場所。以前は朝シャンもはやって、シャワー付き洗面台というものも見かけたくらい。
ここもキッチン同様、パイプのつまりに悩まされる、掃除が容易でない部分でもあるので、普段のお手入れに悩む方も多いと思われます。

●漏水
これは場所、というより水に関係する場所全般にかかわること。使用期間が長くなればなるほど、水栓部分のゆるみによる漏水が発生しやすくなってきます。漏水は節水の大敵ですし、水道代にも直接影響してきます。■水まわり各部の問題点をクレバーな方法で解決する

●キッチン
まずは部屋見の際に、設備を確認しましょう。

仕事の休みのとき、自分で料理をするのが好きなら、収納部分は大きいほうがオススメ。調味料などもストックしやすいでしょう。面倒なので外食で済ませてしまう機会が多い方でも、何をどのくらい収納するのか事前に考えておきましょう。


汚れのお手入れに活躍するのが酸性洗剤(クエン酸、つまりお酢ですね)とアルカリ性洗剤(重曹、つまりふくらし粉ですね)です。使い方を間違えると汚れが取れなかったり、黒ずんだりする原因となります。100円ショップやホームセンターで見つけた時に、ぜひ裏面の「使用できる箇所」を念入りにチェックしてみてください。

おおまかに言って「酸性洗剤」はアルカリ性の汚れを落とします。ポットの中や水道水に含まれているカルシウムが溶け出した、白くて硬いこびりついたような汚れを落とすのに効果があります。陶器やセラミックにも使用OKです。

「アルカリ性洗剤」は、酸性の汚れに強いです。手あかや油汚れを落とします。
パイプクリーナーとして排水口にふりかけてしばらく時間を置くと、においやつまりの原因を取ってくれます。そのため、アルミの鍋などに使うとかえって黒ずんだりするのでご注意を。必ず洗剤の裏面をしっかり読んでから使用してくださいね。何でもクレンザーでゴシゴシするとトラブルの元です。

●バスルーム
何と言っても換気が一番。比較的新しいマンションでは、ほとんどの部屋に24時間換気システムがついています。そのためカビは発生しにくくなってきています。いずれにしても、心がけたいのはバスルームの扉を開けっ放しにしないこと。
また、黒ずんだカビを作ってしまう前に、毎日の入浴の後、シャワーを流して簡単なお掃除の習慣をつけましょう。

●トイレ

バスルームと同様、こまめなお手入れが大切です。週に1~2回はトイレ洗剤を使って、汚れがこびりつく前に対処しましょう。

●洗面所

ボウル部分はバスルームと同じく、セラミックでできているものが多く見られます。洗剤やスポンジを上手に使って、細かい部分もしっかりお手入れしましょう。歯磨きをする時に、水を出しっぱなしにしていませんか?実はこれ、すごい無駄づかいをしているんです。なんと一回の歯磨きで、垂れ流しにしている水は4~5リットル!あらかじめコップに水を入れてから歯磨きをしましょう。

●漏水

通常は玄関横などに水道メーターが付いています。
水を出していないのに、このメーターが回っていたら要注意。パッキンなどがゆるんで水がかすかに漏れている可能性があります。管理会社に連絡する等の適切な処置が必要です。

とにかく節水とお手入れがキーワード。水まわりを上手に手入れして、クレバーでクリーンな快適ライフを手に入れましょう。

(OFFICE-SANGA 渡辺久子)

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