という星座は、今はもう残っていませんが、かつて、この放射点のあたりには「壁面四分儀座」という星座がありました。
現在では、りゅう座とうしかい座の境界付近にあたりますが、放射点までの距離がどちらの星座の中心からもが遠いことから、「しぶんぎ座流星群」という名前が今も使われています。
■まとめ
このように「流れ星」や「流星群」は、宇宙に漂う塵がそのもとになっていたわけです。
また、流星群にも、その出現するタイミングによって、いろいろな種類があることが、お分かりいただけたでしょうか。
都会に住んでいると、なかなか出会う機会のない流れ星ですが、たまには暗いところに出掛けて行って、ゆっくり空を眺めながら流れ星を探してみるのもいいかもしれませんね。
(文/寺澤光芳)
●著者プロフィール
小さい頃から自然科学に関心があり、それが高じて科学館の展示の解説員を務めた経験も持つ。現在は、天文に関するアプリケーションの作成や、科学系を中心としたコラムを執筆している。
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