【雑学キング!】心理学者に聞く! 嫌なことをうまく伝える方法
心理学の面から考えると、人間の怒りというものは冷却期間を置くことで、ある程度沈静化されるとのことです。しかられた後輩や友人にとってみれば、たとえそれが適切な注意であっても、やはり腹が立ってしまうものです。
そのため、朝一番で注意を受けると、一日中それに対する怒りが持続することになります。しかし、一日の終わり、つまり別れ際に注意を受けたとします。そうすると、すぐにその場を離れることになるため、怒りが沈静化するというのです。不思議なもので、大抵の怒りは晩ご飯を食べて、一晩眠ればかなり沈静化されてしまうそうです。そのため、翌朝また顔を合わせても、少なくともケンカになることは避けられるでしょう。
・語尾をぼかしてあいまいな表現を心がける
N先生によると、人間は断定的な言い方をされると、たとえ内容が正しかったとしても腹が立つ仕組みになっているそうです。
そのため、嫌なことを伝えるときこそ、断定的な言い方は避けるべきとのこと。例えば、恋人へ別れ話を切り出す場合、「これ以上付き合っていても幸せになれない。別れるしかない。」と言った事はありませんか?これはとても断定的な言い方で、相手はつい反論したくなります。