【コブスくんのモテ男道!】転職を天職に変える方法 ワーホリから着物ビジネスへの道
このころから次第に、英語を使って人とコミュニケーションを取ることに魅力を感じ始めていったという。
「日本で2~3年働いてお金をためたら、海外に出よう!と、学生時代に決めました」
新卒で入社した会社では、総務や秘書、企画などを担当し、4年半後に退職。その間、休暇を利用して旅行へ行き、ワーキングホリデー(=以下ワーホリ)に行く国の情報収集をしていたそうだ。
カナダでのワーホリ生活、そして就労ビザの取得へ
2008年、カナダのモントリオールで、櫻井さんのワーキングホリデー生活は幕を開けた。季節限定の旅行関係の仕事をしたり、語学学校に通ったりと充実した日々を送っていた。そして、ビザの期限が間近に迫っていたころ、現地企業の求人に応募したそうだ。
「取りあえず、あなたがどれくらい仕事ができるのか見せてくれ」という現地のスタイルに、彼女はがむしゃらに立ち向かった。そして努力の末、正式に"現地企業から採用"され就労ビザを取得、今に至るのだ。
日本での社会経験は大きな強み
皆ではないにしろ、現地の人にはいいかげんな人が多かったという。
「例えば、17時終業なのに、30~45分くらい前にはもう職場にいないなんてことも!それから"調べて折り返しします"と言われた場合、返事が数日後なんて当たり前のこと。