くらし情報『【雑学キング!】遺伝子レベルで伝わる「色の記憶」で暑さを乗り切ろう!』

【雑学キング!】遺伝子レベルで伝わる「色の記憶」で暑さを乗り切ろう!

の色を連想するからだとか。

「『青が涼しい』という知識は、私たちが生まれてからいままでに、水の冷たさを体感していることもありますが、はるか祖先の時代から、いままで人間が生存しつづけるための知恵として、遺伝子レベルの記憶になっていると現在では考えられています」(尾川さん)

また、同様の理由で、氷や雪の色である白、同じく白に近い薄く淡い色は、私たちの本能によって涼しいと分類されるそうです。

青が涼しいということが本能レベルの記憶であるということに、いまいちピンと来ない人も、炎の色である赤が暖かい(もとい熱い!)という記憶が本能だというのは大いに納得できますよね。

緑系や黄色系は、涼しくなる場合とならない場合がある

暖かくなる赤系の色、涼しくなる青系の色。では、緑系の色や黄色系の色はどうなのでしょうか?

尾川さんによると、緑系の色と黄色系の色は、どのような色味かによって、暖かく感じたり、涼しく感じたりするとのことです。このことについて、具体的に説明していただきました。「黄色だと、卵のようなオレンジがかった黄色は暖かく、レモンのような青みがかった黄色は涼しく感じます。緑だと、葉っぱの緑より、青みが入り、白をプラスしたエメラルドグリーンのような緑の方がさわやかに涼しく感じられます」

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