【エンタメCOBS】ラップとティッシュの意外な共通点
を意味しています。
これは、ティッシュが織物のように編みこまれているから…ではありません。
もともと「ゴールドティッシュ」と呼ばれる金の糸を使った織物(布)を重ねる際、布と布の間に薄い紙をはさみ込んでおり、その紙のことを「ティッシュペーパー」と呼んだことから名付けられました。
ところで、多くのティッシュペーパーが2枚1組になっているのはなぜでしょう。
日本製紙クレシア社によると、1枚のティッシュペーパーは、習字の半紙のように滑らかで肌触りの良いオモテ面とざらざらしたウラ面からできているため、ウラ面同士を合わせることで、どちらの面も肌触り良く使えるように工夫しているとのことです。
■ ラップとティッシュの誕生秘話
ここまで、「食品包装用ラップフィルム」と「ティッシュペーパー」に関するちょっとした豆知識をご紹介してきましたが、この2つが誕生した背景には意外な共通点があることをご存知でしょうか。
実は、ラップとティッシュは最初どちらも軍事目的で使われていました。まず、現在は食品包装に使われている「ラップフィルム」。
こちらは、もともと第二次世界大戦中に弾薬や銃を湿気から守るために開発されたもので、兵士の靴の中敷きや、蚊帳の代わりとしても重宝されていました。