【コブスくんの使えそうな仕事術】午後からシャキッとするために、昼休みには仮眠をとろう
しかし、仮眠以前に、根本的に睡眠環境を改善したほうがよいケースもあるのでしょうか?
「『日中眠い』背景には、不摂生・多忙による睡眠不足症候群、不眠症、睡眠時無呼吸症、ムズムズ脚症候群、周期性四肢運動障害、睡眠覚醒リズム障害などがあります。もし、睡眠障害の場合は、治療しないと夜の不眠と日中の眠気が改善しません。また、十分に眠っても眠気が改善しない過眠症やナルコレプシーという病気もあります。
実際、働き盛りの方に一番多いのが、多忙・不摂生による睡眠不足症候群です。昼寝が特技と思っている人、まさにこれです。特技ではなくて、睡眠不足がたまっているのでどこでも眠ってしまうのです。休日は平日より2時間以上長く眠る人もこの特徴です」
皆さんはいかがでしょうか?睡眠不足にならないように心がけつつ、効果的に仮眠を取りつつ、今日も元気にお仕事していただけますように!
取材協力
スリープクリニック銀座院長医学博士渋井佳代先生
睡眠医療認定医。近著に『女性のための睡眠バイブル』(2008年 主婦の友社)がある。
http://www.sleepmedicine-tokyo.com/clinic/ginza.html
(OFFICE-SANGA 臼村さおり)