【エンタメCOBS】敏腕スタッフが明かす、都会のジャングル「ドン・キホーテ」のトクする歩き方
定番でしか打ち出してない商品も結構あって、中には山積みよりも驚安商品を組み込んでいることもあります」(斎藤さん)
「お客さまが楽しめるよう、陳列の細部にまで気を使います」(斉藤さん・左)
■華やかさの中にお宝も眠っている!?
さらに、斎藤さんによれば「常連のお客さんって、エンドの中をよく見ていますね」とのこと。
「エンド」とは小売業界用語で、定番が置かれる棚(ゴンドラ)のメイン通路に面した端の部分、要するに「お客さんがよく見る一等地」的ポジションをいいます。
「エンド前面は季節モノや新商品など価格に加えて、見栄えも考えた陳列になります。そして、エンドの中には旧品や現品限りという破格な商品も混じっています」(増田さん)
なるほど。エンドには、まさに「今ここでしか出会えないお宝」が眠っている確率も高いようです。
■ドラッグストアにも負けない自由な売価設定
ドンキでは基本的に、仕入れや値付けは担当者に権限が委譲されているとのこと。「通常のドラッグストアに比べて売価は結構自由に決められます」と増田さん。「価格はライバル店を見て回って決めますが、ドラッグストア同士では横並びな値段の商品も、目玉品として安く販売するケースがあります。