【コブスくんの使えそうな仕事術】34歳で歌手デビュー! 高橋秀幸さん流「夢」のかなえ方
偶然でしたが、驚きました。おやじが力を貸してくれているとしか思えませんでしたね」
■さらに4年の下積み。そして……
──しかし、専門学校時代も、その後のフリーター時代も芽が出なかった……。
「ええ。半ばあきらめかけていたところに、高校時代の先輩が声をかけてくれました。『うちの会社に来ないか?』と。取りあえずそこに身を置くことにしたんです。
着メロなどを制作する会社でしたが、戦隊シリーズ楽曲の仮歌(作曲家がデモ音源を制作するとき仮の歌声を入れること)の仕事などもあり、マジレンジャーのころから僕も仮歌を歌うようになりました。
バックコーラスの仕事なども任されましたが、いずれも裏方的な仕事ばかり。
でも、音楽に携わっていけるなら、このままずっと裏方でもいいや、と思っていました」
──ところが、レコード会社から声がかかった!
「いつも僕の仮歌を聴いてくれていたレコード会社の人に、ある日オーディションを受けてみないか?と。『キターーーーーー!!』と思いましたね(笑)。
そしてオーディションを経て、デビューが決定したのが2007年の秋。『炎神戦隊ゴーオンジャー』の主題歌を担当することになったんです!」