【転職コブス君】ぶっちゃけ、ファイナンシャル・プランナーはもうかるの?
「FPに限らず、すべての業界、生き方に言えることですが、人と同じことだけをしていて食える時代ではなくなってきていると思います。どれだけ人とは違うことができるかが勝負です。
例えば私は、まだ30歳のFPですが、いろいろと多角的に行った(とんがった)結果、講演、執筆なども含め、十分に食べていけるまでになりました」
――そうはいっても、伊藤さんは、実は、ネットでけっこうたたかれています。ネットでたたかれるのは怖い気がしてしまうのですが……。
「かつてはたたかれることに落ち込みましたが、今ではそれも名誉に思っています。なぜなら、そもそも人に知られなければたたかれることだってできませんし、たたく人がいるということは、私もそれなりに有名になったのかな、と。
そもそも、たたく人たちはひがんでいるだけ。とんがれば、たたく人もでてきますが、それ以上に面白がって助けてくれる人も現れますし、露出があがることで仕事も増えています」
有名税というわけですね。
残念ながら、資格を取れば生きていける時代は終わりつつあるのかもしれません。しかし、せっかくの人生です。みなさんも「とんがって」生きてみませんか?
伊藤亮太
スキラージャパン株式会社取締役副社長、ファイナンシャルプランナー(CFP)