――それは大変ですね。個人の携帯メールアドレスを親に教えたりするんですか?
自分でも少しうかつだったかと思うんですが、「何かあった時にはすぐに連絡したいから」と言われたら中々断るの難しいですよ。これがまた問題だと思うんですけど、公私の区別をつけにくい仕事なんですよね。
――家へ帰っても学校の先生でいなくてはならないのは大変ですね。
公私をはっきり分けられる仕事じゃないんですよ。家へ帰っても翌日の教材の準備やってたりとか色々あるので、ただでさえ時間がないのに親御さんからの無茶な話にも対応しなくてはならないとなると、とてもストレスです。分かって頂きたいのは、学校の先生という仕事は本当に時間がないってことです。授業、テスト、部活動、授業の準備、毎日残業ばっかりです(笑)。
――仕事としては重労働でしょうか。
他の仕事をしたことがないので比べることは難しいと思いますが、私は結構重労働だと思っています。楽しいこともたくさんありますけどね。やっぱり子供達を預かってるのでその分の責任がありますから。低学年のクラスをもった時には気を遣います。高学年になったらなったで別の配慮が要りますし。気疲れする仕事というのは確かでしょうね。